そろそろ梅雨の季節も近づいてきました。
北海道には梅雨がないと言われていたのは、ちょっと前までの話。ここ数年は必ず「蝦夷梅雨」と言われる、スッキリ晴れない期間が続く時期があるので、その前に・・・と、カメラ用の防湿庫を買いました。
意外ですが、レンズは保存状態が悪いとカビが生えます。カビてしまうと高い費用を払って修理してもらうか、最悪、オジャンです。安くない物なので、その事態はショックすぎる。それを避ける為の防湿庫。
この記事では、私が買ったトーリ・ハンの「EC-50-M2」(ECシリーズ・エコノミータイプ) をレビューしています。
目次
トーリ・ハンのニュードライ・キャビ 47リットル
我が家で買ったのは、こちら。
防湿庫メーカーとしては老舗のトーリ・ハンのエコノミータイプ、47リットル。これのスリムタイプを買いました。
スリムタイプも上記リンクから選べますが、お値段は23,457円(19’5月現在)と、通常のずんぐりタイプよりちょっとお高め。
なぜトーリ・ハン製を選んだか?性能が信頼できる
苦情の口コミが皆無だった
防湿庫もピンキリです。
トーリ・ハンのよりお安い物もあったんですが、アマゾンの口コミを読んでみて「除湿されていない」という苦情の口コミがなかったのは、老舗の東洋リビングとトーリ・ハンの2社だけでした。
そこでこの2社に絞り、大きさと価格が希望にピッタリだった上記の物を購入しました。
本当に防湿されている?
安いメーカーの防湿庫では「付属の湿度計が壊れている」「市販の湿度計を入れてみたら、湿度が下がっていない」という、元も子もない口コミが見受けられたので、トーリ・ハンのものも、届いてまず、家にあった湿度計を入れて確かめてみました。
大丈夫です!湿度計も正しいですし、ちゃんと除湿&防湿されていました。
スリムタイプの大きさ
47リットルのスリムタイプだと、我が家に置くにはちょうどピッタリの大きさでした。
元々、写真のニトリのカゴで保管していたんですが、スリムタイプは底面積がほぼ同じ。カゴをよけて置けばいいだけだったので、スリムタイプにしました。
こうして置いてみるとスリムタイプでも安定感があって、地震で倒れる心配も、ほぼなさそう。
ちなみに詳しいサイズは、
- 外寸:400×310×560mm(足含む)
- 内寸:398×247×480
- 重量:10kg
- 容量:47L
となります。
棚板が2枚ついていますので、3段に出来ますが・・・
我が家のこのカメラとレンズ達なら、2段で入ってしまったので、棚板は1枚、余りました・・・(笑)
フルサイズミラーレス2台、APS-C機1台、1型コンデジ1台、カメラに装着していないレンズ3つ、が入っちゃうんですから、47リットルでも、結構、入ります。大型望遠レンズをお持ちの方は、これじゃ辛いかも?
気になる運転音は・・・?
まっったくしません!ホントに無音です。
冷蔵庫とは全然、違いました。寝室に置いても睡眠を妨げたりしません。
ちょっと待って、それは故障じゃないよ!
運転ランプは常時、点等している訳じゃないです
届いてすぐにコンセントを繋いでみたんですが、湿度設定を適性の30~50%の間にしてみても、最初は運転ランプが付かなかったんです。
運転している時は、このようにランプが点等するんですが・・・
これで「あれ?故障?!」と思ったんですが、トリセツをよく読むとそうじゃなくて・・・
トーリ・ハンの防湿庫は、3時間30分~4時間、湿気を吸って、30~40分、排出というのを繰り返す構造。なので「湿気を吸っている」間は、電力を使っていないので、ランプは点等しません。(このシステムのお陰で、電気代は一日に1~2円以下という、超エコ設計)
逆にランプが付いている時は、湿気を吐いているだけなので、防湿庫内の湿度は下がりません。
我が家でもしばらくするとランプも点等しました。
カタログにも「湿度が安定するまで1~2日間位様子を見てください」とありますので、急激に湿度を下げ、急激に安定させる構造ではないようです。
また、湿度が安定しても、扉を開けると室内の湿気が入って、すぐに上がります。で、閉じてしばらくほおっておけば、また元に戻ります。
その場の環境により、設定を変える
湿度調整器のメモリをどの出力にしておくかは、キャビが置かれている環境によります。
我が家では今のところ、「M」と文字がある所よりちょっと左側でちょうどいいみたいです。一度、湿度が安定すると、度々、調整する必要はないとの事ですが、季節が変わったら、またよく観察しようと思っています。
購入はアマゾンがお勧め
この手の電化機器は、初期不良に当たっても返品がしやすい、アマゾンがお勧めです。スリムタイプがいい方は、商品のページから選択して下さいね。
楽天とヤフーショッピングには、ドンピシャ、スリムタイプが出ています。
嫌な梅雨の季節や、冬のジメジメした季節も、安心してカメラやレンズを保管できるといいですね。
では、今日もお読み頂いてありがとうございました。