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FE35mmF1.4GMレビュー・この画角が持つ独特の距離感を知る

2021年3月12日、SONYより新しいGMレンズ、35mmF1.4GMが発売されました。

我が家では夫が購入し、私が取り置きを受け取りに行ってきたんですが、その際、売り場でこれから発売になる50mmGMも試させてもらって、思いました。

「これは35mmの方がいい!」

 

売り場でF値を開放にしてファインダーを覗いた瞬間、50mmにはなかった、ピントを合わせたものがスッと浮き出てくる感覚が、35mmにはあったんです。

その感じが「ライカみたい」っていうのが、私の第一印象でした。(ライカのカメラを実際に使ったことはないので、ネットで作例を拝見していてだけの感想ではありますが)

 

普段、タムロンやシグマばかり使っている身としては、ハイアマやプロの方が使うGMレンズのレビューなんて恐れ多いんですが、私なりに使った感想を書いてみます。

 

被写体が「浮き上がる」独特の描写

F1.4 SS1/1600 ISO200

近所で芽吹いたばかりの花の芽を。

 

F2.8 SS1/200 ISO250

小樽の似鳥美術館にて(このフロアは撮影可です)。中央の緑のライトにピントを合わせています。

 

F1.4 SS1/200 ISO160

同じく、小樽の出抜小路。

 

どうでしょう?どれもピントを合わせた被写体が、スッと背景から浮き上がるような感じがないでしょうか?

どうしてこうなるのか・・・35mmという画角と、明るいF値、そしてGMレンズらしい解像度が合わさるとこうなるのか?分からないのですが、この描写には魅了されます。

 

特に小物に寄ると、この感じが出やすいですね。

 

 

暗所でも、もちろん荒れない

F1.4 SS1/40 ISO1000 撮って出し

こちらはα6000番台を使っている際には、どうしてもノイズで荒れてしまっていた、北一ホール。(こちらも撮影可です)

 

ピクセル等倍

α7Cのノイズ処理の優秀さもありますが、ほぼ荒れなく撮れています。さすがF1.4です。

 

 

F1.8 SS1/160 ISO400

小樽駅にて。

 

 

35mmという画角の難しさ

広角と標準のちょうど中間くらいの35mmという画角は、「遠くを見る際の人の目の感覚」に近いと言われ、構図を考えずに撮ると漫然と撮れてしまう画角です。

 

F1.4 SS1/200 ISO500

運河を走ってくるボートにピントを合わせているんですが、もうちょっと望遠で撮ったら、その「主題」がもっとはっきりする構図だと思うんです。

でも35mmだとこれ以上は近寄れず、全体の中にボートが埋没しかねない感じに。

 

これがこの画角の難しさですね。実際に撮っていても、始終、「あ、広い・・・」と思いながらの撮影でした。

 

このレンズは重量が524gとこの性能にしてはコンパクトですが、それでも街ブラや旅行でもう1本、レンズを余分に持つのは、結構、つらい重さ。

なので、これをボディに付けるなら、35mmで撮れないものは捨てる覚悟か、トリミングを良しとするかでないと使えないかも知れません。

 

何分、被写体に寄ることが出来れば、背景から浮き上がる面白さがあるので、トリミングを前提にこれ1本でスナップも、とても面白いとは思います。

 

 

F2.8 SS1/500 ISO125

ふいに野良猫に遭遇し、登録しておいた「動物用モード」で撮ったのでF2.8のままでしたが、逃げなかったのでかなり寄らせてもらいました。

F1.4まで開けたら、もっと面白かったかも?

 

 

補足・解像度やAF性能

小樽での画像はところどころブラックミストフィルターを使用しているので、ちょっとボヤッと見えるかも知れませんが、解像度はとてもいいレンズです。

また、AF性能もまったく問題なし。野良猫を撮った時も、動物瞳AFがしっかり効いてくれて、モニターはやや見るくらいで、猫と目を合わせながら撮影できました。

 

SONY FE35mm F1.4 GM

 

 

では、今日もお読み頂きまして、ありがとうございました。

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