ミラーレスとコンデジでの、夕焼け空の撮り比べを載せた記事でもちょっとだけ載せましたが、Lightroomというソフトを使えば、ハーフフィルターを使わなくても夕景がきれいに再現できます。
これが撮ったままの写真。
現場に空に合わせて露出とホワイトバランスを決めたので、その分、地上の花畑は暗く写ってしまいます。
これを回避する為の手段として、レンズにNDハーフフィルターを着けるという方法があるんですが、Lightroomをお持ちなら、簡易的に代わりにすることが出来ます。
この記事ではその方法と、最後におすすめNDハーフフィルターも紹介しています。
レタッチ方法
まずは自動諧調を、一発、プチッとクリック。
するとこんな感じに。これでも悪くないですが、せっかく現場で合わせて撮ってきた空の色が薄くなってしまうので・・・
そこで、「段階フィルター」というもの空の上にプラスして・・・
段階フィルター内の露出量だけを落とします。
こんな感じに仕上がりました。

商品情報
画像加工ソフト「Lightroom」
フィルター類
よく夕焼け、朝焼けを撮られる方は、Lightroomで簡易的に済ませるより、フィルターを買われるのがおすすめ。
現場でイメージ通りに撮ることが出来れば、仕上げも簡単でより美しくなります。

NDハーフフィルター
ハーフフィルターは専用のアダプターリングとホルダーを使って、角型(板状)のものを着けるのが一般的ですが、下記ではより簡単に楽しめる丸型のものを紹介しています。角型を探したい方は、それぞれのショッピングサイトのリンクからどうぞ。
Kenko NDフィルター R-ハーフ ND4 49mm 光量調節用 349632(アマゾンリンク)
※その他のハーフフィルターを探す
NDハーフフィルターとは?
上の写真をご覧頂ければ分ります通り、「半分だけ、サングラスのような効果を施してあるフィルター」
夕焼け、朝焼けの時間って「空は明るいけど、地上は暗い」んです。この明暗差は、カメラのレンズを通すと目で見る以上です。この時に、明るい空の方にサングラス効果を掛けると明暗差が縮まって、地上の明るさに合わせてスローシャッターに出来ます。結果、「空はバッチリだけど、地上は暗い」とか、逆に「地上はバッチリだけど、空が白とび」とか、困った事になりません。
トワイライトフィルター
NDハーフフィルターは王道ですが、それ以上に私が惹かれているのが、「トワイライトフィルター」
レッドとブルーがあります。
Kenko レンズフィルター MC トワイライトレッド 52mm 色彩強調用 352847(アマゾンリンク)
※その他のトワイライトフィルターレッドを探す
要するに「空に色を付けちゃおう」という、色つきフィルター。でもタダの色つきフィルターじゃないんです。メーカーにも寄るでしょうが、販売元のケンコーのサイトによると・・・
トワイライトフィルターは単なる色付けフィルターではありません。グリーンの光の透過を抑えることで、夕焼けや朝焼けの青色や赤色の彩度を高めています。日没(日の出)の空をより鮮やかに撮れるように実写データを元にブルー、グリーン、レッドの透過の絶妙なバランスをとっています。
ということで、ここまでして頂けると、Lightroomではもう及ばない!
大体、こういうのって、女子的にキラッとくるじゃないですか。
お買い上げの際のご注意
再度のご注意にはなりますが、フィルターはお使いのレンズ径に合わせてお買い上げ下さいね!
では、今日もお読み頂いてありがとうございました。