冬はイルミネーションが美しい季節。そのイルミネーションをより華やかに撮れるのが、各種クロスフィルターです。
4本線、6本線、8本線とあり、本数が多いほど華やかになりますが、私は線の本数で選ばず、これ↓を選びました。
じゃ~ん。
全体の1/4にだけ、クロスが入っているRパーシャルクロススクリーン。4本タイプしかないので、必然的に4本線。
こういう感じ。回転させられるので、どこにクロスを持ってくるかは自由に選べます。

目次
作例・Rパーシャルクロススクリーンで撮る、札幌の夜景
ホワイトイルミネーション

sonyα6400 Tamron2875 F2.8 SS1/40 ISO200
札幌の年末を飾る風物詩、ホワイトイルミネーション。下方向にクロスを持ってきました。

sonyα6400 Tamron2875 F2.8 SS1/125 ISO200
こちらも同じく。手持ち撮影ですが、イルミネーションの灯りって、結構、明るいので、ISOはさほど高くならなくて済みます。(ごりごりレタッチはしていますが・・・)

sonyα6400 SEL1655G F2.8 SS1/30 ISO400
こちらは、地下歩行空間の天窓を通してイルミネーションを見上げた図。上方向にクロスを掛けています。
クロスフィルター+ミニチュアモード

sonyα6400 Tamron2875 F2.8 SS1/50 ISO400
こちらは室内の大きなクリスマスツリーをミニチュアモードで。クロスは上方向。
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クロスを月に掛けると・・・

sonyα6000 SIGMA30mmF1.4DCDN F9.0 SS1/3 ISO3200
クロスを上へもってきて月に掛かるようにしました。銅像と相まって、ステージの照明のような効果が出ました。

sonyα6400 SEL1655G F9.0 SS5秒 ISO400
こちらはクロス方向を下にして、月はそのままに、街明かりにクロスを掛けたもの。
クロスフィルターを使う際の注意
製造元のケンコーさんのサイトでは、「クロスフィルターは絞りを開いて使った方がいい」と書かれていたんですが、私はそれは若干、疑問符です。
というのも・・・
SEL1655Gで絞り開放のF2.8で撮ったものですが、背後の玉ボケをよーくご覧下さい・・・
ああ、玉ボケがチェック模様に~(TT)
こーなると、とってもカッコ悪いと思うんですよ。なので、あんまり玉ボケさせないように、若干、絞り気味の方がいいんじゃないかと。光源が小さければ大きな玉にならないので、開きでも大丈夫だと思うんですが・・・。
ケンコーRパーシャルクロススクリーン

では、今日もここまでお読み頂いて、ありがとうございました。