最近はSONYのSEL1655Gをメインで使っていたので、めっきり使用機会が減った、SIGMAの30mmF1.4DCDN。
しかし何といってもF1.4ですので、久しぶりにF2.0以下の世界を味わいたくなって、小樽に出向きました。
というのも、観光街にある小樽オルゴール堂と北一ホールは「店内撮影OK」(※2020年1月現在)。明るいレンズを試すには、とってもいい条件なんです。
目次
F1.4の世界。絞り開放と2つのフィルターで「キラキラ女子ウケ」撮影
さてまず、SIGMA30mmF1.4DCDN/Contemporaryがどういうレンズかは、以下の記事をご覧下さい。
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↑お読み頂ければ分かります通り、明るくクッキリ、ボケきれい。しかしピントが甘かったら、それは残酷に分かる・・・という、趣味性の高いレンズです。
ということで、この日はSIGMA30mmだけを持って、小樽へ。
しかしレンズは1本だけでも、1/4クロスフィルターと、マクロフィルターを持参です。この2枚のフィルターを使って、オルゴール堂店内の小物をキラキラ女子ウケな感じに写そうという作戦。
というのも、夏にタムロン2875を使って撮ったこれが、かなり不満だったから。
オルゴール堂店内の様子。並べられているオルゴール達は、店内の照明に照らされて、とってもキラキラかわいいのに・・・
いや、全然じゃん・・・それはないじゃん。
元々、タムロン2875はズームレンズだけあって、F値は2.8始まりです。でもこの時、2.8まで開放せずにF4.5で撮ってるんですよ。
う~ん・・・もし絞り開放で撮ったら、キラキラするだろうか?なんだったら、SIGMA30mmのF1.4で試してみたら・・・?

sonyα6400 SIGMA30mmF1.4DCDN F1.4 SS1/50 ISO100
ということで、撮ってみた結果!(^▽^ ISO100ですもん、素晴らしい!!荒れ、ゼロ。
ここまで寄るためにマクロフィルターを使っていますので、絞り開放と合わせてマクロっぽい感じも出ています。

sonyα6400 SIGMA30mmF1.4DCDN F1.4 SS1/50 ISO100
同じ設定で。マクロフィルターを使うとピント合わせは難しいので、うさぎの手前の目に持ってきたかったピントが奥の目に合っちゃいましたが(汗)
このボケの美しさ。やっぱり明るいレンズは正義!
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sonyα6400 SIGMA30mmF1.4DCDN F1.4 SS1/60 ISO320
こちらはクロスフィルターを使って、キラキラ演出。
天井に飾られていたオブジェなので、ちょっと暗めだったんですが、それでもISOは320で済みました。
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以下はこの日、オルゴール堂でF1.4で撮った他の写真です。画像クリックでポップアップします。
タムロン2875F2.8との比較。F1.4とF2.8で差はあるのか?
お次は同じ観光街にある、北一硝子の北一ホールで、タムロン2875と比較してみます。
タムロン2875でめいっぱいの解放、F2.8

sonyα6400 TAMRON2875mm(42mm相当で撮影) F2.8 SS1/50 ISO3200
タムロン2875での、目いっぱいの絞り開放、F2.8にての撮って出し。ISOも3200になってしまうので・・・
ピクセル等倍した感じ。まずピントが甘いですが、ザラつきも少し気になります。
※ピントが甘いのは私の腕が悪いだけで、レンズのせいではありません。
SIGMA30mmで、F1.4

sonyα6400 SIGMA30mmF1.4DCDN F1.4 SS1/60 ISO500
対してこちらはSIGMA30mmで、目いっぱいの絞り開放、F1.4での撮って出し。
タムロンで撮ったのより、ちょっぴりだけ暗めですが、それでもISO500は優秀です。
ピクセル等倍。やっぱりなめらかでキレイですね。
長秒露出すれば、問題ないけど・・・

sonyα6400 TAMRON2875mm(42mm相当で撮影) F2.8 SS1/30 ISO800
こちらも夏にタムロンで撮ったものの撮って出しですが、カメラをテーブルに置いたので、やや長秒の1/30秒で撮れたため、ISOは800で済んでいます。
こうなると、ザラつきの問題はなくなります。
だから三脚などでカメラを据え付け出来る場所なら、殊更、明るいレンズでなくたっていいんですが、手持ちしか出来ない暗い場所では、やっぱりF1.4は魅力あります。
その他、この日SIGMA30mmで撮ったもの
そんな訳で、せっかくの久しぶりのSIGMA30mm。オルゴール堂と北一ホール以外で撮った写真もご覧下さい。
画像をクリックでポップアップします。
SIGMA30mm F1.4 DC DN Contemporary
ソニーEマウント用
キャノンEF-Mマウント用
ボディはSONYα6400
この日のボディは、もちろんいつものSONY α6400。
なんとここで瞳AF発動してくれました。なーんにもしなくてもお面にピントばっちり。
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では、今日もここまでお読み頂きまして、ありがとうございました。