SONY α Eマウント

カミソリマクロ、SIGMA70mmF2.8 DG MACRO art・ボディがα7Cだからこその困り事と、その解決策

ちょっと前から、「人の心を動かす写真を撮ってみたい」と思い始め、まずは「どんな写真なら、自分は心を動かされるのか?」を自分に問い続けた結果、出した答えのひとつが「マクロレンズを買う」事でした。

 

それまでマクロフィルターで用を足りさせてきたので、まったくノーマークだったマクロレンズ。

いざ買おうと調べてみると、SONY純正の90mmマクロと、SIGMAの通称「カミソリマクロ」70mmの二択で迷うことに。

結果、選んだのはSIGMAでした。

 

 

しかし私のボディが軽量コンパクトなα7Cであるが故に、ちょっと困ったことが・・・

この記事では、SONY90mmとの比較や、その困った事への対処方法などを書いています。

 

この記事で分かること

  • SIGMA70mmF2.8DG NACRO artの基本的なスペック
  • SONY FE90mmF2.8Macro G ではなく、このレンズを選んだ理由
  • AFが賢い、α7Cならではの使い方

SIGMA70mmF2.8DG NACRO art の基本的なスペック

重量 570g(Eマウントの場合)
最大径×長さ 70.8×131.8mm
フィルター径 φ49mm
最大撮影倍率 1:1
最短撮影距離 0.258m
ワーキングディスタンス 等倍撮影時、推定約12cm
手振れ補正 非搭載

 

フォーカスリミットと、AF/MF切り替えが付いています。

「MADE IN JAPAN」の文字が美しいですね!

 

インナーフォーカスじゃないので、ニュニュッと伸びますよ~。

この伸びる部分が収納されている時は、タムロンの2875と同じくらいの大きさですが、伸びると長い。レンズフードを付けると、ここがすっぽりフードの中に納まりますが「今、等倍撮影なのか、そうじゃないのか」を確認するには、フードない方が便利です。

よって、フードなしで撮影する場合も多くなりそうなので、前玉保護のために保護フィルターを買いました。

 

Kenko 49mm レンズフィルター

 

SONY FE90mmと比較して、ファインダーを覗いた時の「ときめき感」に負けた

まったく分からないマクロレンズ。それでもどうやら「100mm前後がマクロレンズの定番」であるらしい事は分かったので、最初はSONYの90mmの方がいいんじゃないかと思っていました。

ネットでスペック比較だけしていたら、きっとそのまま、純正の方を中古で買ったと思うんですが、たまたま家電量販店へ行く用事があったので、売り場で両方とも展示品をデモ機で試させてもらうと・・・

 

違う。

SONY90mmの方は、ファインダーから見る世界が「純正らしい優等生な、そつのない見え方」。あ、マクロってこうなんだろうな・・・っていう、「確かに、大きく写りますね」っていう、そのままの素直な見え方。

ところがSIGMAの方は、ファインダーを覗いた瞬間、「あ、きれい!」っていうトキメキがあるんです。

もう選んだ理由は、これが全てです(笑)。

 

 

ボディがα7Cであるがゆえの、欠点と利点

しかし、買ってみたら、「持ち辛い」

しかし実際に購入後、自宅で試し撮りをしてみたら、570gという重量以上の負担を手に感じるんです。

 

Eマウントに合わせる為にマウント接続部が細くなっている事と関係があると思うんですが、多分、レンズの重心がボディからちょっと離れているんじゃないかと。

このため売り場で試させてもらった、602gのSONY90mmではまったく感じなかった、ボディとのバランスの悪さをじわっと感じるんです。

 

ボディ側が重たければバランスが取れるのかと、夫のα7Ⅲに付けてみたところ、確かにバランスは取れます。

「なるほど、これがよく言われる、ボディがコンパクトだと重量のあるレンズとのバランスが取れないって事か」と、初めて実感しました。

 

810gのタムロン70-180でもそれを実感したことはないので、これはこのレンズの欠点だと思うんですが、アクセサリー小物の撮影のご依頼だと数をこなさないとならないので、これは辛い。

 

そこでAFの活用

私は最初、綿棒を被写体に選びました。

F4.5 SS1/250 ISO400 等倍撮影、撮って出し

これだとAFはめちゃくちゃ迷うのでMFにする以外になく、MFにするとマクロレンズの被写界深度の薄さで息を止めて合わせてるので、余計に手に力が入って負担が倍増します。(私は三脚は使わないですし)

 

ああ、アクセサリー撮影もこの調子だと、何十枚もこなすのに無理・・・と気が遠のいたんですが、

まてよ、相手が「どこを撮っても同じ」綿棒だからAFが定まらなかったのであって、アクセサリー単体をポンと置けば、大丈夫なんじゃ?と、やってみると・・・

 

F4.5 SS1/250 ISO160 撮って出し

予想通り、AFでもいい感じです!

 

ここで便利だったのが、α7CのAF-ONボタン。

 

AF-Sで合わせたいところに大雑把に合わせてから、AF-ONボタンをポチッで追随させると、こっちの手元が多少、前後しても、ジジジ・・・と健気にフォーカスを合わせてくれます!

 

F4.5 SS1/250 ISO160 レタッチ、クロップ済

同じやり方で撮ったもの。カット面にきれいにフォーカスが合っています。

 

AFを使うと負担は半減。これならアクセサリー撮影のご依頼もこなせます!

 

 

そしてカミソリマクロの写り

これは先の綿棒をピクセル等倍したもの。

ピントの合ったところは綿の繊維の一本まで写ります。さすが「カミソリマクロ」の異名を取るSIGMA70mm。

 

F2.8 SS1/250 ISO400 等倍撮影、撮って出し

こちらは我が家の使い古しの爪切り。

開放でMFで合わせましたが、ピーキングレベルを「高」にすると楽でした。

ピーキングレベルを上げると、ピントが甘くなるんじゃないかと心配だったんですが、大丈夫みたいです。

 

 

マクロレンズは、あればもちろんアクセサリー撮影のご依頼をこなすのにも使うんですが、購入の主たる動機は、むしろ屋外で植物を撮ってみたいから。

マクロで撮られた渋い植物写真には、私は心を動かされるんです。

今はまだ外は雪に閉ざされていて、室内でこの程度の試し撮りしかしていませんが、春になったらもっと作例も上げていきたいです。

 

SIGMA70mmF2.8DG MACRO art

 

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