先日、我が家にやって来た、TAMRON 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXD(ソニーEマウント)。
夫がフルサイズ機のα7iii用に購入した物ですが、これをAPS-C機である私のα6000に着けての使用レビューです。
APS-C機で使うと、実質、42-110程度の「標準~中望遠レンズ」になりますが、実際、使ってみて分った使用感と、作例ギャラリー。そして今後も使い続けるか?の考察を載せています。ご参考にどうぞ。
目次
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXDについて
基本スペック
まずはタムロン28-75mmの基本スペックを確認してみましょう。
焦点距離 | 28-75mm(APS-Cで使用時は42-112mm相当) |
明るさ | 通しF2.8 |
最小絞り値 | 通しF22 |
最短撮影距離 | 0.19m (広角側) /0.39m (望遠側) |
フィルター径 | Φ67mm |
質量 | 550g |
標準付属品 | 花型フード、レンズキャップ |
通しでF値2.8ということで、ボケ味にも期待です。
ピントチェック
マニュアルフォーカスの場合
今回は動物園で試し撮りをして来ましたが、動物相手だとほとんどオートフォーカスを使ってしまうので、マニュアルフォーカスでどのくらいピシッとピントが合うのが確かめるため、行きがてらにアジサイを撮ってみました。

TAMRON28-75mm(42mm相当で撮影) F2.8 SS1/80 ISO100
まずは広角側。絞りも開放してボケ味も狙ってみました。ボケ味はきれい。そして広角側だと19cmまで寄れる事もあって、撮りやすいです。
撮ったままのピクセル等倍。
SIGMAの「合った時はヘンタイ的に合う」のと比べると、ややフワリと合う感じ。この感じはソニーのGマスターレンズでもそうなので、SIGMAがヘンタイなんだと思う・・・。

TAMRON28-75mm(112mm相当で撮影) F2.8 SS1/80 ISO200
望遠側はさらにボケ味がキレイ。その分、ピントのフワリ感はもっとフワリでしたが、私の合わせが甘かったかも知れないので、次回、要確認です。
動く物をAFで撮った場合、望遠側のピントはニブい・・・かも
上記のようなマニュアルフォーカスの場合は問題なかったんですが、いざ、動物園で動く動物達を撮ると、望遠側にしているとピントがまったく合わないという現象が、度々、起こりました。

112mm相当で撮影
こんな感じ。
アザラシの動きが早すぎるんですけどね・・・(多分、最短撮影距離のモンダイじゃなかったハズ)
たまらず水中トンネルでは「75mm相当まで」しか使わなかったです。そこまでならスムーズにピントが合いました。
APS-C機で使った場合の、「画角」感

112mm相当で撮影
めいいっぱいの望遠側でも、動物園では「ちょっと届かない」って場面が多かったです。

112mm相当で撮影
それでも、なかなかの解像度で撮れますので・・・
トリミングしても、支障はあまり出ないです。
気になる「重量」は?
さて、普段「APS-C機 + 単焦点レンズ」という、重量軽めの組み合わせで使っている私が、個人的に一番、気にしたのはここです。
タムロン28-75mmはズームレンズとしては軽いとは言え、一日、持って歩くのに耐えられる重さなのか?!
結論から言って、まず持ち歩きはそんなに重たさを感じなかったです。
やっぱり、「APS-C機 + 単焦点レンズ + 替えの単焦点1本」というのと、変わらないですね(そりゃそうですけど(笑))
そして実際に撮っている時は・・・
- マニュアルフォーカスでピントを合わせる時「うう、重たい」って感じた
- オートフォーカスで動物を夢中で撮りだすと、そんな事は忘れている(笑)
- 一夜明け、二の腕などがやや筋肉痛
という感じです。
作例ギャラリー
では作例ギャラリーをどうぞ。画像をクリックでポップアップします。
- TAMRON28-75mm(112mm相当で撮影) F4.0 SS1/125 ISO800
- TAMRON28-75mm(112mm相当で撮影) F4.0 SS1/125 ISO800
- TAMRON28-75mm(112mm相当で撮影) F4.0 SS1/125 ISO125
- TAMRON28-75mm(112mm相当で撮影) F5.6 SS1/80 ISO1000
- TAMRON28-75mm(75mm相当で撮影) F4.5 SS1/500 ISO6400
- TAMRON28-75mm(75mm相当で撮影) F4.5 SS1/500 ISO6400
- TAMRON28-75mm(42mm相当で撮影) F4.0 SS1/1600 ISO3200
- TAMRON28-75mm(42mm相当で撮影) F4.0 SS1/1600 ISO3200
※ISO800以上のものは、レタッチソフトでノイズ軽減をかけています。
※当ブログに掲載している写真の無断転載は硬くお断りしております。
今後もタムロン28-75mmを使うか?
う~ん、私としてはレンズ交換出来る状況なら、今まで通り「SIGMAの単焦点3本のうち2本を携帯して、取り替えて使う」方が好きかな~?と思います。
画角的な幅は狭まりますが、MFでも重量を感じることなく使えるし、中望遠の56mm(85mm相当)でも「AF、ニブイ」と思った事はないので・・・
でも人物スナップで友達とかを撮る場合は、レンズ交換なしでサクサクばんばん撮っていけるのは、すごい便利だと思います。いつも「レンズ交換をお待たせして、ポーズ取り直してもらって・・・」という工程が、申し訳なく思っていたので。人物スナップならAFがニブくなるほどの望遠側は、捨てても大丈夫ですしね。

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しばらく品薄だったみたいですが、今、ネットで確認してみたら、だいぶ、供給されてきているようですよ~。
では、今日もお読み頂いて、ありがとうございました~。