タムロンの28-75mmF/2.8で試し撮りしてきたばかりですが、7/25には17-28mmが発売になります。同じシリーズの広角ズーム版ですね。
20mm(相当)を切る画角の良さがイマイチ分らない私としては(単に使いこなせないだけです(笑))、「通しF2.8の28-75mmが大人気になるのは分るけど、17-28mmはどうかな~?」と思っていましたら・・・
まだ予約発売段階なのにタムロンが供給不足をアナウンスするなど、28-75mm同様にやっぱり品薄状態の大人気な様子です。
そこで18-28mmについても考察してみます。
目次
17-28mmF/2.8 DiⅢRXD、基本スペック
まずはタムロン18-28mmの基本スペックです。
焦点距離 | 17-28mm |
明るさ | 通しF2.8 |
最小絞り値 | 通しF22 |
最短撮影距離 | 0.19m (広角側) /0.26m (望遠側) |
フィルター径 | Φ67mm |
長さ | 99mm |
質量 | 420g |
標準付属品 | 花型フード、レンズキャップ |
画角以外、28-75mmF/2.8 DiⅢRXDとほとんど同じなんですが、面白いのはどうやらズーム時にもレンズ長さが変わらず、一環して99mmの模様。重量も28-75mmより100gほど少なく、より軽量になっています。

なぜ人気?対抗馬のGマスターレンズが高すぎる
28-75mmは10万円切りますが、17-28mmは10万円越える。そうなると、28-75mmほどは人気が出ないんじゃないの~?と思っていたんですが・・・
調べてみたら、通しF2.8で対抗馬になる、ソニー純正のGマスターレンズが20万円越えなんですよね。
SONY SEL1635GM
これが欲しくても手が出なかった方にとっては、待ちに待っていたのがタムロンの17-28mmになるんじゃないでしょうか?

タムロン、いいと思います。
まぁ、細かいところ、違うんでしょうね~・・・お値段、違うと。でもシロウトが趣味で楽しむには、あんまり差が分らないというのが、正直なところです。
APS-C機で使うと26-42mm相当の、使いやすい「やや広角ズーム」になる
私はAPS-C機であるα6000ユーザーなので、当然、APS-C機で使った場合はどうなるか?に興味を持っています。
SONYのカメラは、APS-Cもフルサイズも同じ「Eマウント」なので、フルサイズ用レンズを流用できるんですよね。
で、APC-S機で使った場合、タムロン17-28mmF2.8は、26-42mm相当の画角になります。これ、フルサイズで使う場合の、本来の超広角ズームよりも、日常で使いやすいんじゃないでしょうか?

α6000+タムロン28-75mmにて、広角側で撮影
動物園では使いやすかった28-75mmも、帰りに公園で木々を撮ると、画角が狭すぎました。
だからって超広角も、ちょっと扱いづらい。「欲しいのは、スマホで撮るくらいの画角なんだけど・・・」
そんな時、広角側26mm相当~になる「タムロン17-28mmF2.8」なら、ピッタリ来そうです。ズーム側42mm相当になるのも、街撮りにも使いやすい。
でも、我が家は見送りかな~
なんたって28-75mmの方を買ったばかりですからね(笑)。
広角域のレンズも単焦点が揃っているので、これは見送ります。